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2012年11月、具合悪くて病院に行ったら「全身性エリテマトーデス(SLE)」と判明。 翌月退院して仕事にも復帰。 そんな私の、闘病と日常生活を書き綴ってます。
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栄養相談・その3(外食編<洋食・中華>)

こんばんは。
本日は外来受診日でした。

通院中の大学病院周辺の歩道の凍結がすごかったです。
転倒して骨折した人がいないかと心配になるくらい。

病院の周辺だけで3回すべってしまいました。転倒は免れましたが。
(ただでさえ現在薬の影響で骨がもろくなっているので怖いわー)
寒い日が続くようですので、雪道にはくれぐれもお気を付けください。


さて、栄養指導で教わったこと。
今日は洋食と中華について書いてみたいと思います。

☆洋定食の場合☆

一般的に洋食は和食に比べると醤油や塩の使用量が少ないため、
メインのものの塩分摂取量は少ないかと思います。

しかし、洋定食に付属していることが多い『パン』は要注意です。
自炊編にも書いた通り、普通のパンは意外と塩分があります。
(1食あたり、約0.5~1.0gの塩分)

そのため、洋定食の場合でも選択権があるなら
パンをごはんに変更することをおすすめします。

あと、『コーンスープ』も気を付けましょうね。
パンをごはんに変えてもコーンスープを全部飲んだらやっぱり塩分は多め。
なので、コーンスープは飲まない方がいいかと思います。
目安ですけど、150mlで塩分約1.1gも入ってますの。

これであとは普通に食べてもOKじゃないかな。
もちろん何定食かにもよりますが。

☆中華の場合☆

中華は、まぁだいたい想像つくと思いますが、全体的に塩分が高めです。
それでも私は時々中華が無性に食べたくなる時がある!
そういう時はどんなに他のものを食べても満足できないので、
上手な中華の食べ方も考えておきましょう。

中華の定食には『ごはん』『スープ』『ザーサイ』なんかが
ついていることが多いかと思います。

なので、これをベースに色々なおかずを加えて計算してみます。

・ごはん(たんぱく質4g・塩分0g)
・卵とわかめのスープ(たんぱく質5g・塩分1.6g)
・ザーサイ(たんぱく質0.4g・塩分2.2g)

なんかもうすでに結構な塩分です。
ザーサイは塩蔵品なので、残すことをおすすめします。
大しておなかが膨らむわけじゃないし、別のもので満たしましょ?

その代わりデザートの杏仁豆腐食べてもいいですから!!
(杏仁豆腐はたんぱく質1.5g・塩分0.05gです)

中華のメインのおかずいろいろ。

・エビチリ(たんぱく質17.5g・塩分2.4g)
 ※ ただしほとんどの塩分はチリソースの部分。
   あんを残すと塩分は約0.7gとなります。

・麻婆豆腐(たんぱく質35g・塩分2.4g)
 ※ 麻婆豆腐はソースを残すってのが難しい上、
   豆腐に含まれるたんぱく質も気になるところ。単純に半分残しとかで。

・酢豚(たんぱく質18g・塩分2.4g)
・青椒肉絲(たんぱく質12.2g・塩分1.7g)
・ギョーザ(たんぱく質6.4g・塩分2.0)  ※ 5個で計算。ギョーザそのものの塩分は大したことがないけど、
   タレをかけて食べるので、このくらいになります。

中華は全体的に全部食べると塩分が多くなってしまうのです。
しかしながら、ギョーザにタレをかけて食わないのは美味しくないので
そういう塩分節約法じゃ楽しくないし、続かないと思います。

ザーサイ、あん、スープをなるべく残す、おかずは半分くらいにして
足りなければむしろごはんを食べる、という感じがいいかも。
(カロリーにはご注意を)

中華系のデザートは普通に食べて問題ありません。
杏仁豆腐が苦手な人はマンゴープリンも大丈夫ですよ。
(マンゴープリンはたんぱく質4.5g・塩分0.1gです)

さて、洋定食と中華についてじっくり書きましたがいかがでしょうか。
明日は栄養指導編のメイン(個人的に)の『麺類』にしようかと思います。

麺類が大好きな管理人・おはる。
必要な食事制限をしつつ美味しい麺類を食べるのにやや難航しておりますが、
明日も会社帰りにスーパーをじっくり見て、いい方法を検討してからブログ書きます。

ではまた。


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栄養相談・その2(外食編<和食>)

こんばんは。
仕事も休まず行ってるし、家でもちゃんと家事をやってます。

だから決して暇なわけじゃないんだけど、こういう時に限って
ワケのわからんことが突然やりたくなる。

というわけで現在『ONE PIECE』を最初から読み返しています。
やっぱ暇人なのかな(苦笑)


さて、昨日の話の続き。
栄養相談で教えてもらった、『外食でたんぱく質と塩分を控える方法』について。

病院等で私と同様に『たんぱく質』や『塩分』を控えるように言われた方。
そんなに悲観的にならなくてもいいと思います。

私も最初は『チーズ食べられな~い』とか『肉食えな~い』とか
色々とショックを受けたのですが、そういうことではないようです。

『一口も食べてはいけないものは無い!』んです。
要は量の問題ですね。

じゃあかなり自己流ですけど、栄養指導を受けて理解した内容を
以下にメモしておきます。ダイエットはしてませんので、カロリー度外視です。
(ダイエットしなくても勝手に痩せるんだもん)
参考になれば幸いです。

☆和定食の場合☆

例)焼き鮭定食

・焼き鮭(80g)
・しば漬け(20g)
・ひじきの五目煮(50g)
・ごはん(160g)
・味噌汁(150ml)
 ※ 具は豆腐とわかめにしときましょーか。

を食べたとします。
それぞれのたんぱく質と塩分はこんな感じ。

・焼き鮭(たんぱく質18g・塩分0.7g)
・しば漬け(たんぱく質0.3g・塩分0.8g)
・ひじきの五目煮(たんぱく質5g・塩分0.7g)
・ごはん(たんぱく質4g・塩分0g)
・味噌汁(たんぱく質6g・塩分1.5g)

合計で、たんぱく質33.3g、塩分が3.7g。
たんぱく質は一食あたりの目標値『45g』以内に収まってますが、
塩分がやや多いですね。(一日合計の目標値が5gです)

これがランチだったとすると、一日の中で塩分が多めでもいいと思いますが、
それでも2g以内には収めたいところです。

そのため、『A・鮭半分+しば漬けナシ+味噌汁半分』にするか、
『B・しば漬け半分+ひじきナシ+味噌汁半分』にしましょう。

Aの場合・・・たんぱく質27g、塩分1.85g
Bの場合・・・たんぱく質25.15g、塩分3.0g

Aの方が理想的ですね。Bだと塩分多めです。
たんぱく質についてはどちらも問題ありませんが、
鮭・しば漬け・味噌汁は塩分が多いです。
そのため、この中のどれかを半分残したり、手を付けなかったりします。

私は味噌汁が大好きでたまらないので、Aの食べ方にしてます。
半分くらいは味噌汁飲ませろ、と。

そりゃメインの鮭も好きだけどさ。
でも幸い漬物が大して好きでもないので、100%食べません。
食べれなくはないけど、塩分多くて大して好きでもないものを
今食べる必要はないので。

☆丼ものの場合☆

牛丼や天丼などの丼ものは、タレがごはんにしみこむので、
摂取塩分量が多めです。選択権があるなら定食の方が調整しやすいかな。
もし丼ものを食べる場合には、

牛丼 ・・・牛肉とごはんを1/3残す。味噌汁は半分。紅しょうがはNG。
親子丼・・・丼ものの中では塩分少。ごはんを減らしてもあまり効果ないので、
       漬物と味噌汁を残しましょう。
天丼 ・・・天ぷらの衣とごはんを1/3残すか、衣の代わりに漬物、味噌汁を減らす。

大好きなんだけど味噌汁は要注意なのです。
半分残すなんて私には難しいので、もう1口も飲まないことも多いです。

早く体調を整えて、味噌汁をバケツいっぱい飲みたいなぁ。
和食の話だけで随分長くなってしまったので、残りはまた今度。
洋食編の他に麺類編・ファーストフード編などを考えております。
ではまた。



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栄養相談・その1(自炊編)

こんばんは。

今日はお弁当を作って会社に行ったけど、
もそもそとお弁当を食べる気分じゃなかったので、
同僚と外食してしまった。ああ、美味しかった。けど反省。

また明日からちゃんと手作りのお弁当食べます。

さて、そんな話の後になんですが、入院中に受けた栄養相談の話です。
最初に入院した総合病院の栄養相談についてお話しします。

まず、これまでに受けた検査結果より、以下の栄養の摂取を
控える必要がある、と担当の管理栄養士さんから説明を受けました。

・たんぱく質
・塩分

たんぱく質は主にこういう食品に多く含まれます。

・肉
・魚
・卵
・豆腐
・納豆
・牛乳
・チーズ、ヨーグルトなどの乳製品

やべぇ、牛乳そのまんま以外全部大好きなものばっか。。。

続いて塩分の多いもの。
これは食品というよりは調理法の問題?

・貝類
・缶詰
・塩辛、魚卵、梅干し、漬物などの塩蔵品
・ハム、ベーコン、焼き豚
 ※ ただし、減塩タイプのハムを上手に料理に使うのはアリだとか。
・ソーセージ
 ※ 水分含有量が少なく保存性のあるものほど塩分高。

ベーコンやソーセージなんかは普段気軽に料理に使ってますね。。。
でも塩蔵品は意外と食べないかも。酒呑みじゃないからかなぁ。

ちなみに、私のように腎臓を病んでいる場合、
『カリウム』という栄養の摂取を制限されることもあるそうです。

私の場合はカリウムの数値はむしろ低く、後日薬で補うことになったくらい。
そのため、これから書く内容はカリウムに関して考慮されていません。
似たような症状でお困りの方はご注意ください。

そんなわけで、『低たんぱく・低塩分コントロール食』というのが
入院中の食事として出てくることになりました。

入院は何かと大変だけど、バランスの良いごはんが
自動的に出てくる点はとっても便利。

じゃあ退院したらどうするのか。
『カロリー 1600Kcal』『たんぱく質 45g』『塩分 5g』以内に抑えましょう。
(1日あたり)

☆主食はしっかり食べる☆

おすすめはごはん。
塩分が含まれていないため。
1食につき160g(←普段食べてる量の4倍あった!!)

パンが食べたい場合。
パンは塩分が結構含まれているので、要注意。
6枚切の食パンを1枚食べたとして塩分約0.8g。
食べる場合はジャムやマーガリンを塗ってOK。

麺が食べたい場合。
乾麺よりは生麺・茹麺がよい。(塩分的に)
麺つゆなどにつけこむのではなく、食べる際につけ麺のようにすると
塩分摂取量が少なくて済みます。

☆おかずについて☆

2-3品までにしましょう。

たんぱく質と塩分で栄養が取れない分、『炒め物や揚げ物』といった、
油脂類を使用した料理を毎食1品は必ず入れましょう。
フライ食べたり、マヨネーズやバターを使ったり。
(これはかなり意外でした・・・)

以下に注意書きを。

・しょうゆはかけるよりもつける
・塩は混ぜるよりもふりかける
・昆布、かつお節などのだしを利用する
・こしょう、唐辛子、カレー粉などの香辛料を利用する
・煮物の汁は器に入れない(ってか煮物自体が要注意)
・市販のカレールゥは塩分注意、でもカレー粉は塩分が少ないので上手に活用
・かけしょうゆ、つけしょうゆを減塩しょうゆに変更する(調理用・卓上ともに)

ちなみに、『朝はパンが食べたいっ』と管理栄養士さんにお伝えしたところ、
『無塩パン』という素敵なアイテムが毎朝届くようになりました。
やるなぁ。

でもグラムとかだけじゃピンと来ないので、具体的な量を聞いてみた。
たんぱく質に関しては、1食につき下記のどれか1品までなら食べてOK。

・肉(1枚半くらい)
・魚(1/3切くらい)
・卵(1個)
・豆腐(1/3丁)
・納豆(1パック)

塩分については食品だけでは語りづらいので、
上記の注意書きのように調理法に気を付ける必要があると思われます。

このようなルールで退院後、自炊してみることにしました。
料理は好きだけど、栄養まで考えたことあまりなかった。。。
(おかずを3品作るとしたら『肉系』『魚系』『野菜系』にする程度・・・)

やってみないと分からないので、やってみて不明点があればまた聞くことに。
しかし、栄養相談を受けた後に大学病院への転院が決まったので
この病院で栄養相談を受けたのはこの1回だけだったんだけど。
(後からこの病院の栄養士さんたちは道内で賞を取ったほど優秀だと伺い
 もっといろいろ聞けば良かったなぁ、とちょっと後悔)

長くなったのでここで一旦区切ります。
次回は外食でたんぱく質、塩分を控える方法について、
この管理栄養士さんに聞いたことを書きたいと思います。

ではまた。


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