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2012年11月、具合悪くて病院に行ったら「全身性エリテマトーデス(SLE)」と判明。 翌月退院して仕事にも復帰。 そんな私の、闘病と日常生活を書き綴ってます。
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腎生検中止の後

こんにちは。

書留の不在連絡票が入っていたので再配達の連絡をしてますが、

1回目:指定の時間に来なくてまた不在票が入ってた
2回目:指定の時間以降ずっといたのに音沙汰なし

とりあえず最短の日時で再々々配達の手配をしたけれど、
そろそろ怒ってもよろしいでしょうかねぇ・・・

ていうか連絡先まで聞いておきながら音沙汰なしって何なのさ!?
(これって、もう怒ってます?・笑)


さて、昨日の記事の通り、腎生検が中止となってしまい、
なんのために大学病院へ転院したのか分からなくなり、
しょんぼりとしていた私。

しかし、現在のデータの範囲で治療方針を決めることは聞いたので、
もうとにかく早く治すもんを治して退院したくてたまらなかった。
せめて年内に退院してクビだけでも避けないと・・・。

気ばかり揉んでいても、この辺はお医者様にお任せするしかなく、
当時は本当にもどかしい思いをしていたと記憶しています。

そこに、膠原病グループのお医者様がやって来ました。
話し合いの結果、私の治療方針がやっと決まったとのことです。
(大学病院へ転院してから既に2週間ほど経過しようとしていた)

メインはこれまで通り、ステロイド剤。

また、ステロイド剤だけでは効果が不十分な場合に処方される、
『免疫抑制剤』というものも出されました。

あとは血栓予防・便秘解消・血圧低下・胃薬・骨粗しょう症予防・
尿酸値低下・睡眠薬・カリウム・・・。

こんなにあるとワケが分かりませんが、
まぁ、これも何かの記念と思って一応メモっておきました。

☆この時処方された薬
薬名効果
プレドニゾロン 30mgステロイド剤。
様々な炎症やアレルギー症状などを治療。
セルセプトカプセル 250mg免疫抑制剤。
時間を決めて厳密に12時間置きに飲む。
バイアスピリン 100mg血栓予防。腎機能保護作用もある。
マグラックス 330mg胃酸中和。便通をよくする。
アジルバ 20mg血圧低下。腎機能保護作用もある。
アムロジピン 10mg血圧低下。狭心症予防。
タケプロン 15mg胃酸分泌の抑制。ピロリ菌を除菌。
プラチビットカプセル 1μg骨粗しょう症を予防。
フェブリク 20mg体内で尿酸が作られるのを抑制。
マイスリー 10mg寝つきをよくする。


うーわー、薬がいっぱーい

この薬の大半は朝飲みます。
副作用で夜寝付きにくくなるものとかがあるからかな。

なので、しばらくは薬+お水だけでかなり満腹で
朝ごはんを残してしまう、という日が続きました。

でもこれは序の口だったみたいです。
仲良くなった隣のベッドの友人は、『毎週○曜日に飲む』とか
『○曜日と○曜日だけ飲む』っていう薬を処方されていたらしく、
『今日何曜日だっけ!?』といつも分からなくなってしまい、
とても大変そうでした。

私はそういう薬は現在まで処方されていませんが、
もしそうなったらやっぱり曜日を間違えずに飲む自信はない。

それから、『セルセプト』という薬をご存じでしょうか?
上記の表の上から2番目に記載した免疫抑制剤なのですが、
服用の際は時間をきっちり守る必要があるそうです。



なかなか見た目にも毒々しい色でしょ?(一応薬です)

この薬、大学病院とかでしか処方できない薬のようです。
転院前にいた総合病院も一応それなりにでかい病院ではあったのですが、
少なくともその病院では処方できない薬のようだ。

もし、処方された薬がすべて総合病院でも出せるものであれば、
退院後は総合病院で経過を見てもらう、という方法もあったそうです。
(私の家はこの総合病院まで歩いて行ける距離なので)

でも、この薬が含まれている以上は、それができないので
大学病院へ引き続き通うことになります。
どうしても、という強い希望ではないので、まあいいけどね。

それに、大学病院でしか処方できない薬が含まれていたことで、
私がここに転院した意味があった、と思うことができました。
転院が無駄じゃなかった、と思えて少し救われたんですね。
セルセプト万歳。

私は朝8時と夜20時、と決められて、現在もこの薬を飲んでいます。
今のところ飲むのを忘れたことはないけれど、
飲み忘れたらどうなるんだろう?痛くなったりするのかな。

SLEというのは、自分の身体の免疫機能が
どういうわけか自分の身体を攻撃してしまう、という病気です。

そのため、こういう薬が必要になるケースもあるみたいですが、
免疫を抑えるということは、外から病気をもらいやすくなるのです。

風邪ひき放題。紫外線の影響を受けて陽に焼けまくり。
入院中も、外来患者がたくさんいる売店や窓口に用事がある時は、
必ずマスクをして出かけて行って、帰ってきたら
手洗いしてアルコール消毒、イソジンで念入りにうがいをしてました。

おかしな話ですが、この時に自分が『病人』なんだな~って
改めて認識したものです。

でも、上述の通り転院が無意味なものじゃなかったと分かり、
その後は比較的穏やかな気持ちで過ごすことができました。
(ただし、仕事については除く)

『闘病』って病気そのものと対峙するだけじゃなくて、
今までと環境が変化することとも闘う必要があるんですね。
私は今回のことでそれを初めて経験し、とても勉強になりました。

うまく書けるかどうかは分かりませんが、次回はその辺について
書いてみようかと思います。


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無題
初めまして^^!
私もSLEです*

免疫抑制剤のセルセプト・・!

私も以前、免疫抑制剤はセルセプトを服用していました。
1番初めはとある大きな小児病院で処方され、
そこから大学病院に転院したのですが、
移動する際、セルセプトは元々は保険適用外のものだから保険が通るか分からないと言われ、結局1年ちょっと通っていたのですが、去年、保険に引っ掛かり適用外になってしまいセルセプトを辞めざるを得なくなってしまいました(;_;)

実費じゃとても高くて払えないので・・(泣)

辞めてからはずっと落ち着いていた
病気の数値が変動してしまい、
セルセプトが一番私に合っていたので
今またどうするか悩んでいます(;_;)


おはるさんは保険通ってセルセプトが処方されているのですか?
気になってしまったので、コメントしてしまいました(*_*)
突然申し訳ありません。
>ぐみたさま
初めまして、コメントありがとうございます!

セルセプトは保険が効かない場合もあるんですね。
私は幸い3割負担で済んでいますが、
それでも高い薬なので、適用外になってしまうと
同じように辞めざるを得ないと思います。。。

合っている薬が分かっているのに
それが飲み続けられないって辛いですね。
他にもいい薬が見つかるとよいのですが。
私も……
私も大学病院にかかっていますがセルセプトが体に合ったのに半年で保険適応外と言うことでやめることになりました。
今は合う薬がなくて2錠だったプレドニンがまた増えてしまいました。 
なぜ適応外なんかな~
>せんさま
コメントありがとうございます。

身体に合っていると分かっていて必要なのに
保険適用外になるのって辛いですね。
どうしてそういうことになるのでしょうね。

プレドニンは副作用が色々あるので、
あまり増やされたくはないですよねー。
セルセプトを使う医者
おはるさん、はじめまして!

「セルセプト」「SLE」でググっていたら、こちらに辿り着きました。
SLEと皮膚筋炎を患っている、まること申します。
プレドニンについて書かれているブログは多数発見できたのですが、中々セルセプトを服用してる方のブログが見つからなかったので、嬉しいです。

今現在も、セルセプトを服用中でいらっしゃいますか?
私はセルセプト750mgと、プレドニン20mg(毎週減量中)とその他色々な薬・・・と言った感じです。
プレドニンはSLE患者のほとんどが服用していると思いますが、セルセプトはそうでもないようです。
セルセプトを利用する患者/そうでない患者、取り入れる医者/そうでない医者・・・違いは何なんだろうと疑問に思っています。

おはるさんと主治医の先生は、どのような理由からセルセプト導入となったのでしょうか?もし差し支えなければ、教えて頂けると嬉しいです。

私は「セルセプトはプレドニンよりも副作用が軽い。プレドニンの多量・長期服用はリスクが大きいので、プレドニンを減らしてセルセプトに移行します」と主治医に説明されて、セルセプト開始&プレドニン減量中です。
「そんなにセルセプトの方がいいなら、なぜプレドニンが圧倒的なのか?」と、???が頭に点灯中です。
>まるこさま
初めまして、コメントありがとうございます。
二重投稿になっていた方は削除しました。
遅くなってすみません。

現在もセルセプト飲んでいますよ。
1000mlでスタートしましたが、量も減らずです。
プレドニンは徐々に減っているんですけどね。
(現在11mgです)

私の場合、体質の問題で腎生検が行えず、
病気の型の特定ができなかったので、
プレドニンと補助的にセルセプトも使う
という説明だったような気がします。

プレドニンの副作用が強すぎる場合や
効果が不十分な場合に免疫抑制剤を
併用する場合があるようです。

あと、当時同室で同じ病気だった知人は
治療に大量のプレドニンが必要だったため、
(錠剤にすると200錠とか)
点滴でプレドニンを大量に打って
免疫抑制剤は処方されなかったそうです。

それにしても、プレドニンからセルセプトに
移行していくものだったんですね。
私の主治医はプレドニンを減らす話はしても
セルセプトについてあまり言及しないので、
そういう関係だったとは知りませんでした。

確かにセルセプトの方が副作用も少ないし、
プレドニンと似たような効果なのであれば
最初からセルセプトだけにしてくれれば・・・
って思いますよね。

私もちょっと気になるので調べてみますね。
お返事ありがとうございます
なるほど、おはるさんは「補助的にセルセプト」だったんですね。

プレドニンにアレルギー反応や効果がない場合に、免疫抑制剤が使われるというのは、私もググッって見つけました。しかし、私はアレルギーもなく効果も出ていました。
ただ、プレの量が50mgと多く、「あなたの体系でこの量を長期服用は良くない。かといって、急激に減量はできない。ということで、セルセプトを開始します。今までプレ中心(ってか、プレオンリー)だったのを、セルセプトが中心になるようにして、プレを減量します。セルセプトを軸にして、プレは1−2mgまで落とすのが、とりあえずの私の目標です(キリッ)」と先生に言われました。

最終的にプレが0になるのか、セルセプトが増量/減量して行くのかは分かりませんが、セルセプト開始後からハイペースでプレ減量中です。今まで全然減らしてくれなかったのに(苦笑)

今まで調べた所によると、確かにセルセプトは副作用が断然少ないようです。白血球の減少と妊娠中の服用厳禁、くらいでしょうか? 「だったら最初からセルセプトでいいじゃーん!プレドニンの副作用ハンパないのに」と思った次第です。(笑)

プレドニンに比べて、セルセプトがSLEに使われている歴史が浅いようなので(?)、それも関係あるんでしょうかね?
うちの先生は、私の状態が最悪だった頃にリツキサンの使用を提案して来た方ですので、「新しい物好きなんじゃ・・・私は実験体か〜!(笑)」と思い、他の方はどのような理由で利用してるのかなあと。(体調がよくなったので、結局リツキサンは使いませんでしたが)

今後も是非セルセプト情報を共有させて頂けると、うれしいです。
>まるこさま
そうなんです。
型の特定ができないから、薬を飲んで、
血液検査の結果を見て、それでどうするか
少しずつ方針を決めていこうって。

なので、3ヶ月に1回、セルセプトの血中濃度の
検査のために入院しています。
でも大したコメントもらえないんですけどね。

プレドニンは副作用も多いし、大量に飲むのは
怖いですよね。だからと言って急にゼロにすると
身体がおかしくなってしまうし。
本当にやっかいなお薬です。

ウチの母が言ってたんですが、セルセプトって
まだ正式にはSLEの治療薬として認定されてないらしく、
歴史が浅いのもその辺に関係があるかもしれないですね。
(母は元医療関係者です)

同じSLEの患者さんでも医師や病院によって
セルセプトは保険対象外のケースもあるようですし。

でもお医者様が患者をモルモット扱いしているのは
私も何となく感じます。
データ提供の同意書とかそんなんばっかり
いっぱい書かされて、肝心の説明がイマイチだったり。

ああ、愚痴ってしまってすみません。

私はSLE患者のお友達すらいないので、
情報共有大歓迎です。心強いです。
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