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2012年11月、具合悪くて病院に行ったら「全身性エリテマトーデス(SLE)」と判明。 翌月退院して仕事にも復帰。 そんな私の、闘病と日常生活を書き綴ってます。
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腎生検当日

こんにちは。

私の数多い趣味の中に『お気に入りのシャンプー探し』があるのですが、
CMをたくさんやってたり、クチコミ等で評価の高いシャンプーが
自分に合ってなかった時の残念感と言ったらないですね・・・

ノンシリコンならすべてがよいわけではない。
そう思った今日この頃。


さて、あっという間に腎生検当日がやってまいりました。
未経験の『刺される』というのがよほど怖かったのでしょう。

前日にはFacebookで友人たちに『強制はげまし』を依頼したり、
翌朝まで食えないからと『やけ食い』をしたり
(売店に美味し~い焼きたてパンが売っている。いいのか悪いのか)
生検の恐怖に打ち克つために、さんざん好き勝手やって
その時間が来るのを待ちました。

腎生検予定時刻の1時間半ほど前。
膠原病グループでよく回診に来るお医者様の1人が
(しかも来てくれる頻度が高め)
フラ~っと1人で病室にやってきました。
手にした紙コップに、何かいろいろ入ってます。

これから『出血時間の検査をします』と言われました。
最初よく分からなかったのだけど、検査しながら話を聞いたところ、
だいたいこんな感じの内容だったかと思います。

まず、耳に傷をつけます。(ピアスのように貫通はさせない)
で、何分で血が止まるのか、時間を計る、という検査。

血液凝固に関する血小板の機能と毛細血管の状態が分かるそうです。
腎生検には出血のリスクが伴うため、その前にこの検査を行うことで、
見込み通りの時間で止血されるのか、チェックするんだって。

さらに、私は抗リン脂質抗体症候群(APS)の疑いもあって、
血栓予防の薬(血が止まりにくくなる副作用がある)を飲んでるので、
慎重な対応が必要なんだとか。確かにさすだけさして
いざ本番に『血が止まりませ~ん』って言われたら困るもんなぁ。

左耳に傷をつけて、5分経過。
→止まる気配は今のところなし。

6分・・・7分・・・8分・・・

いつまでも止まらない。なので、今度は右耳でやってみましょう、との事。

8分・・・9分・・・10分・・・

うぉい!!

いつまでも終わらんがね!!
そして、いったんこのお医者様はお戻りになり、
しばらくの後戻ってきて『今日の腎生検は中止!!』
と、告げられてしまった・・・

翌朝まで動けないことを想定して、売店で大量の雑誌やら小説やら
買い込んで机に積んでおいたのに・・・。水も買い込んでいたのに・・・
Facebookでみんなに励ましてもらったのに・・・。ああ、すべて無駄・・・。

転院自体が無駄だったのか!??

検査が中止になった時の、私の凹みっぷりったらなかったね。
それなら仕事に復帰したかった。(まだ言うか)

数時間後、さらにグループ内で今後どうするか、
お医者様同士の話し合いが行われたらしく、
もう一度お医者様がやってきた。

『メスを入れて生検を行う方法』があります、とのこと。

つまり、針で済ませようとするから止血の際
手さぐりの対応になってしまうのだけども、
メスを入れた状態であれば、止血もしやすいのでリスクは低下する、
という説明なわけだね。

しかしね、一応私も『オンナノコ』なわけですよ。
(誰だ、そこで『コ』は余計だと言ったのは!!)

メス入れましょう、そうですか。とは考えられない。
その前にどの辺に何センチくらいの傷を入れて、
その傷は一生残るのか、どの程度残るのか。

オンナノコとしてはそこが大いに気になるのは
至極当然のことでございましょう?

で、その回答をするために、近日中に泌尿器科を受診して
そちらのお医者様に聞いてみて欲しい、と言われた。

なので、しばらくは泌尿器科を受診するつもりでいたが、
結局メスを入れるのに私が難色を示していた点と、
あくまで腎生検は検査であり、体調をよくするためのものではないから
泌尿器科の受診はやめ、現時点のデータで治療方針を固めましょう、
ということになったのですよ。

私、本当に無駄に転院したわけじゃないよね・・・?と疑った。
だって、1ヶ月の間に病院を2つまたぐ場合、入院費は倍かかるのよ?

月初めの転院にして欲しいわ~と思うけど、
悠長なこと言ってられる体調ではなかったし、
大学病院にお任せすれば、この病気は大丈夫だ!って思ったし。

でも検査だけでこんなにグダグダになってしまって、
私の落ち込みっぷりと言ったらなかった。
家族に電話をして結果を伝えた所、なぜか家族はもっと落ち込んでた。
(一番落ち込みたいのは私!父親にがっかりされても困りますぅー)

ともかく、やっと私の今後の治療方針が決まるわけだね。
プレドニンだけでは熱は下がってもそれ以上回復が難しい状態のようだし。

その治療方針については明日続きとして書くことにいたしましょう。
チョコ食べたらなんか眠くなりました。では、また。



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